[2019.11.26 外国人の方々には様々な文化の違いがある。]

「ここに、名前を書いてください」
「はい・・・『スレー』」
「『スレー』が苗字ですか?」
「いいえ、苗字はありません・・・(‘_’)」
「・・・( ゚Д゚)・・・えっ」

世界には、様々な名前の取り扱い事情がある。
苗字が無いケースも珍しくない。
ただ、日本で生活するには、どうしても苗字が無いとシステム上不便だ。
すんなりいく事でも、出来なかったりする。

車の免許、健康保険証書の作成時、銀行の口座開設時などなど申請の手続きを行えば、担当の窓口の方が騒めき立つ。
流石に、窓口では、初めてのケースかも。
理解不能で、本部に何度も電話で処理の方法を確認している姿を見て、その慌て様が面白かった( *´艸`)。
失礼な話で・・・申し訳ないが、真面目な顔して皆で議論している・・・
「書かなくていいだろう・・・」「あら、システムがエラーになる」「名前分ける?・・・」ってな感じ・・・
それほど、日本にとっては、苗字と名前はセットの存在になっているのだ。
まぁ、日本も明治時代前には、苗字が無かった方も、普通に居たのですが・・・

ミャンマーでは名前のみとは言え、実際、二つから四つの言葉をつなぎ合わせている場合が多い。たとえば、ミャンマー国家顧問の「アウン・サン・スー・チー」(Aung San Suu Kyi)さんの様にだ。名前の最初の部分は、独立の父と言われた「ボーヂョーアウンサン」の一部と、父方の祖母の名前「スー」、母親の名前「キンチー」から一音節ずつを取って受け継いだようだ。また、八曜日占いと言う生まれた曜日によって運勢を決める占いがある。ミャンマー人同士なら、名前を聞いただけで相手の運勢が解ってしまうようだ。ちなみに、先頭のお父さんの名前を省いて、スー・チーさんの「スー」。これは、火曜日生まれの事。生年月日は、1945年6月19日なのでご確認ねがいたい。(リンク:八曜日占いhttps://www.mitsuiwa.co.jp › fortune_telling )

皆さんも自分の運勢を確認してみてね!

因みに、私はこのブログ原稿をヤンゴンで書いています。

11月25日~28日までミャンマー出張です、ガンバリま~す!      

 事務局 スレーカィン