2020.04.07 自動翻訳事故

ミャンマーのスレーカィンです。

最近自動翻訳の進歩のおかげで大変便利になった。私も良く自動翻訳を使っている。

分からない言葉が瞬時で翻訳されて世界中の文化に触れることが出来る。

楽しいことですね。

しかし、分からないからこそ誤訳されても気づかないことも多く発生する。

これが冗談にならない誤訳が過去に発生している。

2019年の台風19号が伊豆半島に上陸したとき、市内に住むブラジル人らに緊急情報をメールで知らせる。外国語版で避難勧告を伝えたが……………

『増水している川へ避難』と解釈できる『川周辺に避難して下さい』と配信したのだ。

後日市の国際課は自動翻訳による文法的な間違いとのことだったと謝罪しているが、台風でおびえて過ごしていた状況で、公式なメールが届けば、疑いもなく行動を起こす者もいたと思う。

せめて、人命にかかわる事は『誤訳です』テペッペロ的で済まさないでもらいたい。

自動語訳機能は、これから日進月歩で進化すると思う。

今回これらによる被害者や犠牲者が出ていないが、いつか過信して不幸な事が起きてしまわないように自動翻訳の技術者には頑張って貰いたいと思う。

自動翻訳を使っている皆様、気をつけて使いましょ!

スレーカィン